琉球フォーラム あす9月例会 24年米大統領選 世界秩序の行方 三牧聖子氏(同志社大学大学院准教授)


琉球フォーラム あす9月例会 24年米大統領選 世界秩序の行方 三牧聖子氏(同志社大学大学院准教授) 三牧 聖子氏(同志社大学大学院准教授)
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 会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・普久原均琉球新報社長)の9月例会は11日、那覇市のロワジールホテル那覇で開催される。講師は同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授の三牧聖子氏。演題は「2024年アメリカ大統領選、世界秩序の行方」。ウクライナやガザで戦争が続く世界情勢を背景に、党派対立が極限化する中で進む米大統領選とその米国社会の分断の行方、日米関係の今後、平和に向けて日本が果たしうる役割などを展望する。

 三牧氏は東京大教養学部卒、同大大学院総合文化研究科で博士号取得(学術)。専門はアメリカ政治外交史、国際関係論。

 日本学術振興会特別研究員、早稲田大助手、米国ハーバード大、ジョンズホプキンズ大研究員、関西外国語大助教、高崎経済大准教授等を経て2022年から現職。ヤフージャパンや朝日新聞で国際問題コメンテーターを務める。朝日新聞書評委員。

 主な著書に「戦争違法化運動の時代―『危機の20年』のアメリカ国際関係思想」(名古屋大学出版会、14年、アメリカ学会清水博賞)、「私たちが声を上げるとき―アメリカを変えた10の問い」(集英社新書、22年、共著)、「Z世代のアメリカ」(NHK出版新書、2023年)などがある。近刊に「自壊する欧米―ガザ危機が問うダブルスタンダード」(集英社新書、共著)。


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