陸上自衛隊のV22オスプレイ2機が21日午後3時半ごろ、自衛隊と共用する那覇空港に飛来したのが確認された。日米共同統合演習「キーン・ソード25」に参加するのが目的で、陸自のオスプレイが沖縄本島に飛来したのは初めて。
訓練を巡っては、県が9月、沖縄防衛局に対し、昨年11月に屋久島沖で発生した米空軍のオスプレイ墜落事故に関して「根本的な原因が明らかにされていない」などとして、県内でのオスプレイ使用自粛を求めていた。今回、防衛省・自衛隊は使用を強行した形だ。
陸自オスプレイは昨年10月に日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」の一環で石垣市の新石垣空港を使用していた。
(知念征尚)