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シュワブで陸橋整備へ 辺野古新基地関連 「日米合同委員会で合意」


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 【東京】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に関連し、防衛省は国道329号をまたいで辺野古の米軍キャンプ・シュワブをつなぐ陸橋(オーバーパス)を整備する。31日、日米合同委員会で合意したと発表した。

 新基地建設に伴って陸上部の既存施設を再編成する一環。シュワブ内の通信局舎1棟と付帯する発電機室、消火ポンプ室なども整備する。

 米軍八重岳通信所(本部町、名護市)内でアンテナなど一式を整備することも合意した。陸上自衛隊那覇駐屯地内にある米軍嘉手納基地の飛び地を国道整備のために返還する計画に伴うもの。那覇港湾施設(那覇軍港)に移設される鉄塔に合わせ、連動する八重岳通信所の設備も更新する。

 (明真南斗)