県内の世帯数は、2020年の61万3千世帯から50年には9・2%増の67万世帯になると推計される。20年と比較して50年に世帯数が増えるのは、沖縄を含めて7都県のみ。ただ、沖縄も40年の68万6千世帯をピークに減少傾向に転じる。世帯員が1人の単独世帯化が進み、平均世帯人員は20年の2・33人から、50年には1・99人となり、2人を下回る。
県内でも高齢化が進み、65歳以上の高齢者世帯の割合は、20年の32・8%から50年には43・4%となる。75歳以上の世帯数も20年の9万3千世帯から50年には1・8倍の16万8千世帯となる。
75歳以上の単独世帯数も、20年の3万5千世帯から50年は8万3千世帯と2・4倍に増える。高齢者の社会的孤立を防ぎ、どう支えていくかが課題となる。 (沖田有吾)
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県内世帯数ピーク40年 50年に65歳以上世帯43%
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琉球新報朝刊