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選対委員長に 木原氏が昇格 自民総務会


この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報朝刊

 自民党は12日の総務会で、衆院選の与党過半数割れを受けて選対委員長を引責辞任した小泉進次郎氏の後任に、木原誠二選対委員長代行(54)を昇格させる人事を了承した。旧岸田派の木原氏は岸田文雄前首相の最側近。林芳正官房長官や小野寺五典政調会長、松山政司参院幹事長と石破茂首相を支える政権の要職を旧岸田派議員が占める傾向が強まった格好だ。
 9月の党総裁選の決選投票で岸田氏らは石破首相の支持に回った経緯がある。木原氏は連立を組む公明党とも良好な関係を築いており、来年夏の参院選や東京都議選での協力態勢構築が課題となる。
 その他、旧茂木派から西銘恒三郎氏を幹事長代理に起用した。