【アルゼンチン】定期総会に200人超参加 在亜北中城村人会


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200人を超す参加者でにぎわった在亜北中城村人会総会=16日、ブエノスアイレスの在亜沖縄県人会館大サロン

 在亜北中城村人会(比嘉エドワルド会長)の定期総会が16日、ブエノスアイレスにある在亜沖縄県人会館大サロンで開催された。
 総会は、敬老会、学事奨励会、新年会などを兼ねたもので毎年、沖県連の運動場で盛大に開催されている。

 今回は初めて会館内で行ったため、若者や子供たちの不参加があり、例年に比べ参加者は少なかった。それでも、200人を超す参加があり、にぎやかな会となった。
 総会は午前10時から始まり、歓談のあと昼食に恒例のアサード(焼き肉)をはさんで、県人会の大先輩である与儀キクさんが新年にまつわる話などを紹介、比嘉会長が総会のあいさつを行った。
 その後、敬老者への記念品贈呈や学事奨励の意味で子供たちに学用品などが手渡された。
 会の中で、村人の大先輩の一人、安里武彦さんが琉歌を披露。「島んちゅの集りてぃ 飛び出じる話し 狂話し(ふりばなし)やてぃん 命の薬」「80余になりば 帯箍(たが)んゆるでぃ 今日はくんしみてぃ ゆくやびら」と、村人会のなお一層の発展を願った。
 余興では夢海渡太鼓の演舞や村費研修生グループによる三線での琉球民謡ショー、抽選会などもあった。
 (新垣善太郎通信員)