【ペルー】名護市郷友会が優勝 県人会市町村スポーツ大会


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総合優勝に輝き石田大使杯を受けた我如古ルーズミラ会長と、名護市郷友会チームのメンバー=16日、県人会館

 3カ月近くにわたって繰り広げられてきたペルーの沖縄県人会「市町村対抗スポーツ大会」(県人会、婦人会共催)は16日、在ペルー名護市郷友会チームの総合優勝で閉幕した。
 今大会には17の市町村チームが参加した。各競技ごとにポイント方式がとられ、開会式のパレードも含め22の競技の勝率ポイントを加算し、最高点を獲得した名護市郷友会チームが優勝の栄冠を手にした。

 大会は、県系人の心身とアイデンティティーの向上と融和を目的に、毎年1月の夏休み期間を利用して県人会(親泊フェルナンド会長)と婦人会(崎原エレーナ会長)が共催で開催している。
 2005年に「ミニ・オリンピアーダ」から現在の「市町村対抗スポーツ大会」に名称を改め、今年で3回目を迎えた。
 すべての競技で総合得点70ポイントを獲得した名護市郷友会チームは、ママさんバレーでの優勝をはじめ女子フットサルやサッカーでも2位になるなど各種競技でポイントを挙げ、高得点で優勝し、石田仁宏大使杯を獲得した。
 2位は北中城村人会チーム(58ポイント)、3位うるま市チーム(52ポイント)、4位が本部町チーム(42ポイント)、5位が沖縄市チーム(32ポイント)、6位が西原町チーム(26ポイント)。7位以下は糸満市、浦添市、与那原町、北谷町、中城村、宜野座村、東風平町、伊是名村、那覇市、南城市、東村の順。
(赤嶺光弘通信員)