琉球新報社 
カナダ・バンクーバーのカルチュラル・オリンピアドという地元のオリンピック協会が企画しているパフォーマンス・アート部門「ダンス・オール・ソート」が３月１６日、バンクーバー市ダウンタウンのラウンドハウスコミュニティセンターで開かれ、日系から友愛会琉球太鼓クラブ（花城正美代表、平良出身）を含む２団体が出演した。
バンクーバーでは２０１０年の冬季オリンピックに向けて、現地での素晴らしい芸術を世界に紹介しようと、プレイベントとして市内各地で音楽やダンス、演劇などを紹介している。
友愛会琉球太鼓クラブは１時間にわたりエイサーや琉球舞踊、和太鼓に合わせた沖縄空手演武などを披露した。
公演後「こんなにも故郷を思って活動している団体があることを知ってその思いに感動しました」と駆け寄って来て話してくれた観客もいた。
太鼓クラブは来年もこのダンス・オール・ソートに出演する機会を得て、１０年バンクーバー冬季オリンピックイベントにつながる足掛かりにしたいと期待している。
（奥間ひとみ通信員）
