【アメリカ】新年会で新たな交流 ワシントン州県人会が開催


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 米国ワシントン州沖縄県人会(佐久間トーマス会長=那覇市出身)の2008年度新年会が3月22日、シアトル市内のシアトル仏教会別院で開催された。
 在シアトル日本総領事館から山内健資副領事をはじめ、地元シアトルの日系団体の代表や関係者らが招待された。カナダからも国境を越え、バンクーバー沖縄県友愛会の奥間正照会長をはじめ同会の琉球太鼓クラブのメンバーが駆け付けた。
 佐久間会長は「米国経済の低迷で生活しにくい昨今だが、会員皆が家族のように一つになって、この困難な時を乗り越えていこう。今日は思い切り新年会を楽しんでほしい」とあいさつした。
 沖縄の米軍基地に7年勤めた経験のある玉那覇トムさんの司会で、エイサー、和太鼓、琉舞、日本舞踊、モダンバレー、コーラス、カラオケなど20演目が演じられた。
 ソプラノ歌手で活躍している県出身の大成京子さん(沖縄市出身)の歌声は会場を魅了した。新年会はワシントン州沖縄県人会を構成する、シアトル・タコマ・レイクウッドの各市から会員が一堂に会し、総勢約300人にも及ぶ盛大な集いとなった。(奥間ひとみ通信員)