【ブラジル】村人同士の交流深める 中城村親睦敬老会


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 中城村親睦(しんぼく)会(比嘉哲夫会長)の敬老会が3月30日午後、サンパウロ市の沖縄県人会館中サ(ロンで開かれた。約130人が参加し、村人同士の交流を深めた。

 今回の敬老会を企画したのは同村研修生OB(仲松弥洲和代表)ら。比嘉常春さん(90)、春さん(89)夫妻をはじめ80歳以上の高齢者38人に、日ごろの感謝の気持ちを込めて記念品が贈呈された。研修生OBと会員の子どもたちによる踊り、民謡、太鼓などが披露され、参加者は持ち寄った料理を囲みながら舞台を楽しんだ。
 同親睦会は1995年に設立、サンパウロ市を中心に約150家族が参加している。同村への研修制度は96年に始まり、これまでに12人の子弟が3カ月間の研修に参加している。
(与那嶺恵子通信員)