琉球新報社 
１９７８年に婦人の地位向上と相互扶助、融和を目的として設立されたペルー沖縄婦人会の新垣ひろみ・マリア・セシリア新会長（３世・北中城村）ら新役員の就任式が３月２９日に沖縄県人会館・西銘順治大ホールで行われた。故上原松子初代会長から数えて３０代目の会長となる。
深沢アンへリカ日系婦人会会長、親泊フェルナンド県人会長、県人会顧問、婦人会相談役、在ペルー各市町村人会代表らも出席。婦人会歌（中村透作曲、照屋聡子作詞）の斉唱、２００７年度会長の崎原エレーナさんのあいさつの後、比嘉ルシア選管委員長が「２月２８日に開かれた年度末総会と次期会長選挙で、出席した会員９３人の投票の結果、圧倒的多数票（９２票）を獲得した新垣ひろみさんが０８年度新会長に決まった」と報告した。
新垣ひろみさんはリマ市生まれ。７８年新垣フアン・ホセさん（北中城村系）と結婚、二男一女を授かる。婦人会役員としては９２年運動部長、９６年文化部副部長、２００２年幹事長、０７年副会長を務めた。趣味はスポーツ（特にバレーボール）と絵画で、毎週絵の指導をしているほどだ。
２００８年度新役員は次の各氏。
▽相談役・崎原エレーナ
▽会長・新垣ひろみ
▽副会長・仲田和子
▽幹事長・安座間マサ子
▽会計・真栄喜エンリケタ
▽文化部長・宮平デイアナ
▽組織・企画部長・又吉イサベル
▽演芸部長・橘田けい子
▽救済部長・玉城ふさえ
▽運動部長・新垣セリナ
▽監査役・比嘉ルシア、松田美津江、照屋光子、徳村直子
（赤嶺光弘通信員）
