【ブラジル】青少年国際交流参加呼び掛ける 県人会


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 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は沖縄移民100周年記念行事の一環として、8月19―25日に「青少年国際交流」を企画している。
 これからの時代の懸け橋となる人材育成を目的としており、県の各市町村の青少年(高校生主体)と、ブラジルや移住先国の同世代の青少年約100人に、交流を通してお互いの絆(きずな)を深めてもらおうというもの。
 交流団には、記念式典をはじめ、前夜祭、慰霊祭、芸能祭などの記念行事に参加してもらうほか、親類・知人訪問、サンパウロ市内見学、近郊観光、懇親会、歓迎会などが予定されている。
 往復の旅費は個人または各市町村負担。滞在費については、ホームステイ先か各市町村人会負担、団体行動・宿泊などの費用はすべて実行委員会が負担する。
 青少年交流実行委員会(松堂忠顕委員長)は4月末に、沖縄県の41の市町村あてに参加要請書と申込用紙を送付した。申し込み締め切りは5月31日。
 松堂委員長は「この行事は、留学生や研修生を受け入れている母県と市町村への感謝の意味もある。皆さんの協力をお願いしたい」と参加を呼び掛けている。(与那嶺恵子通信員)