【ペルー】1世、2世に感謝 敬老会、75歳以上400人招待


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 揺るぎない県系社会の礎を築いた先輩方の労をねぎらう意味で、今年も晩秋の6月7日、県人会館・西銘順治大ホールで、75歳以上の高齢者400人を招いて婦人会主催の敬老会が開催された。

 県人がペルーの地へ第一歩を踏み入れてから102年の歳月がたった今、75歳以上の高齢者も7割以上が2世で占めている。
 新垣マリア・ひろみ婦人会長は「先輩たちが苦労を重ねて築いてこられた良き県系社会を、私たちは受け継ぎ、後世に伝えていかなければならない。ますます長生きしてほしい」と感謝の言葉を述べた。
 会場には平川マカトさん(104歳、うるま市)をはじめ、平良カマさん(103歳、うるま市)知念カマさん(101歳、東風平町)、屋宜カメさん(101歳、旧具志頭村)、仲松せいきさん(101歳、中城村)、比嘉ウシイさん(100歳、北谷町)、翁長ハツコさん(100歳、那覇市)、仲程ぜんそんさん(100歳・うるま市)ら戦前移民の高齢者が特別招待され、本人や代わりに出席した家族に記念品と花束がプレゼントされた。
(赤嶺光弘通信員)