琉球新報社 
６月１５日に放送されたＮＨＫＢＳの番組「地球アゴラ」に、ボリビア・オキナワ移住地の比嘉敬光さん、長男の徹さん（日系２世）、孫の成美さん（日系３世）の家族が出演した。同番組は６月１８日の日系ブラジル移民到着１００周年を記念して編成された。
南米１２カ国からの参加者がＷｅｂカメラを利用して出演。番組では、５月にオキナワ移住地が取材を受けた時の模様が紹介された。敬光さんは１９５４年に１６歳でボリビアに移住した当時の飲料水などの苦労話を語った。当日のゲストはオキナワ移住地出身の元Ｊリーガー石川康さん。当時のオキナワ移住地の思い出話をすると、徹さんは石川選手が移住地にいた時にアルゼンチンまで一緒にサッカーをしに行ったと話していた。
今年の３月までオキナワ移住地のオキナワ第１日ボ学校で教えていた元沖縄県派遣教師松尾剛教諭も沖縄からＷｅｂカメラを通して番組に参加。同教諭に教えてもらった日系３世の比嘉成美さんは、チームワークの大切さを教わったと語っていた。（木内一夫通信員）
