【ボリビア】ヌエバ・エスペランサ小中校 地域挙げて運動会


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児童生徒らによる演技「オキナワ伝説~琉球からOKINAWAへ~」=ボリビアのヌエバ・エスペランサ小中学校

 ボリビア・オキナワ移住地の第2・第3地域の児童生徒が通うヌエバ・エスペランサ小中学校(島袋小百合校長)の第25回運動会が6月14日に同校グラウンドで行われた。

全児童生徒130人のうち日系人は37人で他はボリビア人だが、一緒に運動会を行った。徒競走など日本でもおなじみの種目のほか、親子リレーなどもあり、地域を挙げて運動会を楽しんでいた。
 午後には、日語・スペイン語部合同の演技「オキナワ伝説~琉球からOKINAWAへ~」が演じられた。両部の児童生徒のみならず、幼稚園園児、婦人会や青年会、地域の方々が演技に参加。5部構成で「琉球王国」「沖縄戦」「アメリカ世」「ボリビア」と、沖縄やオキナワ移住地の歴史をたどる1時間以上の歴史絵巻。3匹のキジムナーのウチナーグチの会話が笑いを誘い、旗頭、獅子舞などが次々と演じられた。
(木内一夫通信員)