【ペルー】自然満喫、結束深める 県人会婦人会が「清遊会」


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 今年で創立30周年を迎えたペルー沖縄婦人会(新垣ひろみ会長)は8日、総勢150人の会員参加の下、バス3台に分乗し、リマ市郊外のシネギーヤ地区にある屋外レストラン「メーサ・デ・ピエドラ」で恒例の冬季清遊会を開催した。

 婦人会は、会員相互の健康維持と融和を図る目的で、数年前から夏と冬の2回にわたって清遊会を開いている。今冬はリマ市から東方25キロ地点、アンデスのふもとの緑豊かな村に点在する屋外レストランの一画「メーサ・デ・ピエドラ」で開催した。会場のレストラン近くにはアンデスの雪解け水が淡々と流れる川があり、川べりにはユーカリの木々が生い茂り、レストランの敷地内に家族連れも楽しめるよう遊具施設がある。
 当日は曇り空のリマ市とは打って変わって、まぶしいほど燦燦(さんさん)と太陽が降り注いだ。分厚い冬着を脱いで全員で各種ゲームや音頭、空くじなしの抽選会などのレクリエーションを楽しんだ後、焼きあがった炭焼き鳥を味わいながら、日ごろの家事などを忘れ和気あいあいと交流を深めた。
 時間を忘れるほど楽しんだ後は記念写真に納まり、10月に開催される創立30周年記念式典の成功を誓い合った。
(赤嶺光弘通信員)