【ペルー】宜野座村長ら訪問 村人会が歓迎交流会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
歓迎交流会に臨む宜野座村の訪問団=18日、日秘文化会館内・神内センターホール

 宜野座村の東肇村長や小渡久和村議会議長ら15人がブラジル、アルゼンチンの県人移民100周年記念式典への出席に先立ち、ペルーを訪問した。

在ペルー宜野座村人会(伊芸洋一・サンティアゴ会長)は18日、日秘文化会館内の神内センターホールで歓迎交流会を開いた。
 冒頭、伊芸会長は「遠路はるばるペルーをご訪問くださり心から歓迎する。最後まで会員との交流を深めてほしい」とあいさつ。東村長は「村人の活躍ぶりと一致団結した会員相互の活動に心から敬意を表する。母村は農業立村から、観光産業にも力を入れ、プロ野球のキャンプ地として脚光を浴びている。ペルーギノザンチュのますますのご健勝とさらなるご活躍を祈念する」と激励した。
 村人会は2010年の創立50年の節目を記念し、先人が培い育(はぐく)んできた輝かしい軌跡を後世に残そうと50年史の編纂(へんさん)委員会(仲田南州男委員長)を設置し作業を進めている。これまで23年間にわたって70人の村費研修生を送り出し、沖縄県での市町村の研修生受け入れ事業の先駆けとなった。
(赤嶺光弘通信員)