琉球新報社 
神奈川県で人材派遣会社を経営する平良栄次郎さんと沖縄尚学高校教諭の与座宏章さんが移民１００年祭のためこのほど来亜。在アルゼンチン沖縄県人連合会（米須清文会長）は会館レストランで歓迎会を開催した。
平良さんは出稼ぎの人たちになじみが深い。毎年アルゼンチンに来て出稼ぎの家族と懇親会を開き、派遣該当者の消息などを報告し大変ありがたがられている。今回は、１００年祭を祝って５０００ドルと「うるま市」の名前で０００ドルを寄付するために来たようだ。
１５年前にアルゼンチンから日本へ行き、１年後に今の会社を創立して今日に至っている。旧具志川市出身であり、２０代にアルゼンチンに渡って来たという。そのような関係で、アルゼンチンの県系人社会で何かあると寄付してくれるのだ。
与座さんは生徒１７人（卒業生５人）を引率してきた。生徒たちは１００年祭で伝統芸能や現代劇など３つの出し物を演じた。（新垣善太郎通信員）
