【ボリビア】小麦豊作祭りで祈願 獅子舞に参加者喝采


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初めてシーサーを演じた大城渚さん(左)と親川千草さん(中央)=8月16日、ボリビアの地域公民館前広場

 第12回豊年祭(オキナワ移住地第一地域主催)が8月16日に地域公民館前広場で開催された。小麦の収穫期に、日系人とボリビア人が一緒に豊作を祈願し感謝するために開催されている。

 オキナワ移住地の日系人とボリビア人合わせて2000人以上が集まった。ボリビア人の間でも関心が高く、現地の新聞2紙も特集を組んで紹介していた。
 日系のヌエバ・エスペランサ校の運動会で演じられた「オキナワ伝説~琉球からOKINAWAへ~」が再度上演された。最後のエイサーは、小中学生や婦人会などからの参加もあり、300人以上が広場いっぱいに広がって演じた。
 いつも喝采(かっさい)を浴びるシーサーは今年は8頭登場。その中にピンクのシーサーが1頭あり、大城渚さんと親川千草さんが初めて演じた。「大変だった。特に横に転がるところでは、あざだらけになった」と語っていた。最後は打ち上げ花火とカチャーシーで楽しい祭りは幕を閉じた。
(木内一夫通信員)