南米訪問団が帰国 安里副知事「きずなの深さ感じた」


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約2週間の旅を終えてチャーター機を降り、記念撮影する人々=2日午後、那覇空港

 ブラジルとアルゼンチンで県人移民100周年記念式典などに参加した安里カツ子副知事ら訪問団約350人が2日午後、チャーター便で那覇空港に到着した。

市町村関係者や親類を訪ねた人々も含め、沖縄からの計600人以上の訪問団のほとんどが3日までに帰国する。
 安里副知事は機内で訪問団の面々に対し「沖縄パワーが全開で、笑いと涙と感動の連続だった」と述べ、「現地で県系人の評価の高さも実感できた。同行できなかった人からもいろいろな思いと贈り物を託され、届けることができた。あらためてウチナーンチュの肝心(チムグクル)ときずなの深さを感じた」と強調した。
 8月21日から約2週間の旅を終え、飛行機から降りた人々は、南米とは逆の真夏の風を浴びながらチャーター機を背後に記念撮影し、国際線ターミナルで家族の出迎えを受けていた。