【アルゼンチン】故郷で自慢ののど 大城バネッサさん


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
故郷アルゼンチンで聴衆を魅了した大城バネッサさん=8月23日、在亜沖縄県人連合会館大ホール

 歌手の大城バネッサさん(沖縄県西原町系)が生まれ故郷のアルゼンチンで、沖縄県人移民100周年記念祭の慶祝のため日本から6年ぶりに帰亜した。8月23日、在亜沖縄県人連合会館大ホールで歌手として張りのあるのどを披露した。

 バネッサさんは2001年10月、NHK「のど自慢」アルゼンチン大会で優勝、翌年3月に日本で行われたNHK「のど自慢」チャンピオン大会にアルゼンチン代表で参加し、海外勢としてグランドチャンピオンに輝き、EMIミュージック・ジャパンのスタッフにスカウトされた。
 故郷での歌は、アルゼンチンと沖縄をテーマにした6枚目のシングル「愛の天秤」をパンチの利いたパワフルな歌声で披露、大ホールをいっぱいにした1000人の聴衆を魅了した。
 さらに、ウチナー民謡「安里屋ユンタ」「19の春」の2曲を三線を弾きながら歌い会場から大きな拍手を浴びた。
 バネッサさんの特別招待歌手として7人の現地の歌い手が出演した。
(新垣善太郎通信員)