【ボリビア】名護市長、サンタクルス市訪問


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オキナワ移住地第一地域公民館で開催された歓迎昼食会

 島袋吉和名護市長ら5人が、8月27―29日にボリビアのサンタクルス市を訪問し、名護市出身者の移住者たちから歓迎を受けた。一行は27日早朝に到着。沖縄県とサンタクルス県姉妹都市提携委員長島袋金丈さん(名護市出身)の案内でサンタクルス県知事を訪問した。

サンタクルス市議会からは名誉市民証を受けた。コロニアオキナワ農牧総合協同組合本部事務所などを訪問。夜にはサンタクルス市在住の名護市出身者による歓迎会がホテルコルテスで開かれ、約30人が出席した。
 28日は親川保オキナワ移住地名護市郷友会長の案内で移住地内を見学。洪水の原因であるリオ・グランデ川へと足を延ばし、建設中の堤防なども視察した。行程のほとんどは未舗装道路。窓を閉め切っても土ぼこりが車内へ入り込む時もあり、移住地の生活の大変さを体験した。
 昼からは名護市郷友会主催の歓迎昼食会が第一地域公民館で開かれ、約60人が参加。手作りのごちそうを食べながら郷土の話題で盛り上がった。田港光子さん(94)ら80歳以上の名護市出身者14人に対し、長寿と功績をたたえる表彰状が、各歓迎会で手渡された。(木内一夫通信員)