【ブラジル】子孫ら集い力比べ 移民100年記念沖縄角力大会


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熱戦が繰り広げられた移民100周年記念沖縄角力大会=ジアデマ市のブラジル沖縄文化センター

 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の移民100周年記念沖縄角力大会(糸洲三郎実行委員長)が7日、ブラジル沖縄文化センター(ジアデマ市)で開催された。5回目となる今大会は県人移民100周年記念行事の一環として行われ、ビラ・カロン、サント・アンドレー、サン・マテウス、カンピーナス、カザ・ヴェルデ、モジ・ダス・クルーゼスの6支部から70人が参加した。

 大会は当初、国際大会を予定していたが外国からの参加希望者はなかった。
 文化センター運動場の脇に設けられた土俵で、家族ら約100人が観戦する中、柔道着にそれぞれ赤と白の鉢巻きと帯をした選手の熱戦が繰り広げられた。
 幼年部の勝負は一瞬にして決まるものが多いが、ジュニアの部からは時間のかかる勝負が続き、ウチナーグチとポルトガル語の交じったコーチの大声が飛んだ。試合は午後7時まで続いた。各階級の優勝者は次の通り。(敬称略)
 【幼年・少年の部】
▽11歳まで―具志堅ヘンリー
▽12、13、14歳―源河アレシャンドレ
▽15、16歳―宮城アキラ
【一般の部】
▽65キロ未満―知花トニー
▽80キロ未満―金城マリオ
▽80キロ以上―安村エジソン
▽無差別―野間ホムロ
▽美技賞・瀬底ユウキ
▽技能賞・上原マサキ
▽敢闘賞・当山エドゥワルド(与那嶺恵子通信員)