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来年8月下旬の北米沖縄県人会創立100周年記念祭に向け、実行委員会は9月23日、諸行事に対する計画立案会議を県人会センターで開いた。ロサンゼルス方面で活躍しているエナジック社の大城博成社長、保険事業で成功している金城義男社長を招いてイベント開催への支援を要請した。2人はこれを快諾した。
まだ確定したイベントはなく、どの企業がどのような形で支援するかは決定できなかった。しかし「100周年祭」は国内はもちろん国外のウチナーンチュが結集する機会。イベントや予算規模も大きく計上する必要に迫られる。2人の実業家の支援承諾は関係者を喜ばせた。
会議にはオブザーバーとして波照間陽(シノ)さんが出席。陽さんは昨年カリフォルニア州立大デービス校で学び来年3月早稲田大を卒業予定。卒論の資料調査のためロサンゼルスを訪れ、日米博物館や県人会で資料収集をした。4月からは早大大学院の修士課程へ進む。
陽さんは、波照間永吉県立芸術大教授の娘で、卒論の題名は英文による「ウチナーンチュのアイデンティティーについて」となっている。「来年の県人会100周年事業の一環として父の講演で何らかの役に立ちたい」と話していた。
(当銘貞夫通信員)