![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/uploads/img4903d814a29d7.jpg)
在亜沖縄県人移住100周年の記念事業として「うるま園」内に建設が進められていた「サロン100周年」(多目的ホール)がこのほど完成、10月19日に200人余が出席して盛大に祝賀会が開かれた。
屋宜宣太郎建設委員長は「6月に着工し8月10日には完成する予定だったが、何しろ仕事をする人たちがアルゼンチン人だから、予定が大きく狂ってしまった。100周年記念祭に間に合わなかったことを深くおわびする」などとあいさつした。
ホールの大きさは幅10メートル、奥行き35メートル、2階部分はそれぞれ5メートル、35メートル。当分、窓や壁はなしということにした。費用は「うるま園」隣接地の売却代金5万ドルと寄付金で賄ったが、それでも不足している。
屋宜建設委員長の「1世が2世に贈る最後の仕事となろう」との話が印象深かった。
(新垣善太郎通信員)