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秋も深まり、既に冬の訪れを感じさせるフランスのパリで10月下旬、琉球ジャスコの栗本建三社長と関連取引先企業役員の視察研修が行われた。
沖縄という島の可能性を最大限に引き出すには、まず地元企業が見識を広げることが重要と栗本氏が企画。島国ではどうしても不足しがちな情報を積極的に取り入れる機会を持つことは、沖縄を改革発展させるために必要不可欠ということで、賛同した地元企業から計23人が参加した。
10月30日にパリのレストランで開かれた会食は、在フランス県人会役員とパリで活躍する国際的な画家である幸地学氏を迎え、終始和やかなムードで沖縄の状況やフランスの現状などをめぐり情報交換した。
今年で3年目となるこの海外研修。地元企業にとっては単に見識を広げるという目的のみならず、異業種の交流や人脈の形成にも一役買っているようで、それが今後の企業間を超えた成果、発展の足掛かりになるのではないかという声も聞かれた。(大城洋子通信員)