【ボリビア】移住地初の三つ子も 赤ちゃんデーに新生児11人


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「すこやか赤ちゃんデー」に参加した、移住地初の三つ子と、屋良朝昭さん・ビルマさん夫妻ら=10月29日、オキナワ日ボ協会文化ホール

 ボリビア・オキナワ移住地の連合婦人会(池原尚子会長)主催の「第22回すこやか赤ちゃんデー」が10月29日にオキナワ日ボ協会文化ホールを会場に開催された。

 昨年8月から今年の7月までに生まれた新生児11人が参加した。診療部の知花賢昌医師から、いずれも健康状態は良好との診断を受けた。未就学児童50人も参加し身長、体重を測定。日系シニアボランティアの宮城幸子保健師が親を対象に「乳児期の栄養と食生活」と題して講演した。
 その間、子供たちはお楽しみ会で手遊びなどをしていた。新生児には記念品と健診結果が手渡された。新生児の中には1組の双子と1組の三つ子も。屋良朝昭さんとビルマさん夫妻の間に4月10日に生まれた愛子ちゃん、朝仁君、朝正君の三人も参加。三つ子の誕生は移住地では初めて。いきなり3人の父となった朝昭さんは「三つ子でも性格はそれぞれ違う」と語っていた。(木内一夫通信員)