南加日系商工会議所主催の募金活動が11月末から12月中旬にかけて、南カリフォルニアの日系人経営のスーパー・マーケットなど8カ所で行われた。「歳末助け合い運動」は今年で14年目。北米沖縄県人会が協賛し7年目となる。
集まった寄付金は、南加日商財団の運営費を差し引いて、南カリフォルニア在住日系人のための敬老引退者ホーム、敬老介護ホーム、サウスベイ敬老介護ホーム、敬老中間看護施設の維持費に充当されており、施設在住者たちに喜ばれている。
これらの施設は維持費の高騰や、連邦政府の援助削減などから、ボランティア支援が大きな支えになっている。
経済状況が日増しに悪化している今日の米国だが、不景気にもかかわらず、当日はスーパーを訪れた多くの人から支援の手が差し伸べられて、たくさんの寄付金が集まった。
(当銘貞夫通信員)