【ボリビア】命をいただく鶏処理で実感 第1日ボ学校食育授業


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食育の授業=ボリビアのオキナワ第1日ボ学校

 ボリビア国オキナワ第一移住地のオキナワ第1日ボ学校で10月22日、食育の授業「命をいただく・いただきます」が行われた。生活が豊かになった中で、1世、2世の経験を伝えていこうと、沖縄県派遣の名嘉和也教諭が計画した。

 父親の指導の下、生徒が鶏の食肉処理、毛抜き、解体作業を進めていった。中には、泣き出す女子生徒もいた。この後、この鶏肉を使ってカレーライスを作り、先ほど泣いていた生徒も一緒に食べた。いい経験ができたと感想を述べていた。
 名嘉教諭は、この授業の後、食育に対して生徒の興味がわき、とても進めやすくなったと語っていた。
(木内一夫通信員)