【アルゼンチン】百年祭振り返る 県人連合会が忘年会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
在亜沖縄県人連合会の忘年会=13日、県人連合会館大サロン

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は13日、県人連合会館大サロンで本年度の忘年会を開催した。

 ウチナーンチュ社会が世代交代し2世の時代となった今、忘年会も様変わりした。沖県連の忘年会といえば本来ならアルゼンチン独特のアサード(焼き肉)であった。しかし2世時代になって3年前から各自持ち寄りのごちそうになった。1世はこれには不満のようだ。一部は2階のレストランで忘年会を開く者もいた。今年はそうしたことはなかったが、1世の集まりは少なく寂しい雰囲気であった。
 忘年会とは過去1年間協力していただいた会員に対しお礼の意味も込めて開く行事であろう。そのため米須会長はあいさつの中でそのことを述べていたのだと思われる。新たに就任した呉屋マルタ婦人部長も同様のあいさつをしていたようだ。
 今年は百年祭を迎えて忙しかった。おかげで誰にも恥じない立派な百年祭ができて良かったと思っている。来年からはまた新しいことを始めなければならないと各自が自覚することであろう。(新垣善太郎通信員)