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ボリビア・オキナワ移住地のオキナワ日ボ協会(宮城和男会長)の土木部は、洪水対策の緊急工事を進めている。移住地の北部から北西部へと流れるリオ・グランデ川は毎年雨期になると増水し、耕作地などが浸水している。
2007年、08年は大きな被害が生じた。これを受け、サンタクルス県の行う緊急工事を同協会が引き受けて実施してきた。既に、中心事業の16キロの堤防工事を終了し、さらに4キロの堤防も完成した。
その後も、5カ所の堤防(合計約8キロ)と2カ所の排水路(合計3・5キロ)の工事を進めている。宮城会長は「雨期になり、上流地域に雨が降り川が増水したら工事はできなくなる。それまでにできるだけの工事を行いたい」と語っていた。
(木内一夫通信員)