【ペルー】他県人会も参加、盛大に スポーツ大会が開幕


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昨年創立30周年を終えたペルー沖縄婦人会の入場行進=1日、県人会第1サッカー場

 ペルー沖縄県人会(親泊フェルナンド会長)は1日、リマ市郊外の県人会第1サッカー場で夏季スポーツ大会の開会式を開いた。

 真鍋喬参事官や常重セサル日系人協会会長、比嘉エレナ日系婦人会会長、川添ホルへ日系総合運動場協会会長代理、前園ルイス国立農業大学学長はじめ各市町村代表ならびに会場を埋め尽くした各市町村参加チームの応援団参加の下、大会の幕が切って落とされた。
 入場行進は昨年創立30周年を終えたペルー沖縄婦人会のメンバーの堂々たる行進から始まり、続いて県人会夏季学習講座の5―15歳までの子どもたちによる行進、その後はアルファベット順で22の県・市町村の行進と続いた。
 中でも目を引いたのが、ことし創立30周年を迎えた在ペルー糸満市郷友会メンバーによる獅子舞を取り入れたユニークな行進。会場からは大きな拍手と歓声が沸き上がった。
 ことしは新たに南城市と八重瀬町が登場、また数年前から福岡や熊本、静岡、山梨の各県人会もゲートボール大会へ選手団を送り込むなど、大会は他県人会の参加で年々盛り上がりを見せている。
 セレモニーは城田アンヘル大会実行委員長の開会宣言で始まり、昨年、総合優勝を遂げた名護市郷友会チームから優勝旗と優勝杯の返還、続いてサッカー競技の始球式が比嘉日系婦人会会長により行われ、2カ月間にわたって繰り広げられるスポーツ大会がスタートした。
(赤嶺光弘通信員)