【ペルー】30人集い結束誓う WUB支部が新年懇親会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
新年会に参加したWUBペルー支部の会員(左から5人目が嵩原ルイス会長)=ミラフローレス区の中華料理店「フージョウ」

 WUBペルー支部(嵩原ルイス会長)は1月23日、ミラフローレス区で新年懇親会を開いた。アメリカを震源地とした金融危機から世界同時不況に陥った現状を乗り切っていこうとの新たな呼び掛けに、30人近い会員が集まった。

 会は、喜屋武エレーナ事務局長の開会あいさつで幕開け。
 冒頭、あいさつに立った嵩原会長は「昨年から牧志泰三新会長の下、新たにWUBネットワークとしてスタートした。9月にはロサンゼルスで第13回WUB世界大会が開かれる予定だが、世界の経済情勢がまったく予断を許さない今、前向きに対処して乗り切り、ロサンゼルス大会に参加しよう」と呼び掛けた。
 さらに「ハワイ大学東西文化センターへのWUB留学生をペルー支部から送ろう」と提案し、会員の協力を求めた。セレモニーの最後は玉城正一フアル観光代表の音頭で「サルー」と高らかに乾杯。新たな2009年度にかける意気込みと夢を託して杯を傾けた。
 今年の新年懇親会にはスペイン語習得のためペルーに滞在している前WUBマウイ支部会長の上原クラレンス氏も参加。覚えたてのスペイン語で和気あいあいと支部会員と交流した。
 また、13年にはリマ市で第3回WUB世界会議が開かれることになっており、成功に向け、一層の躍進と結束を誓い合った。
(赤嶺光弘通信員)