【ペルー】コート脇のトイレ改修 婦人会、団結し予算捻出


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婦人会創立30周年記念事業の一環で改築されたバレーボールコート脇のトイレとシャワー・更衣室

 昨年、創立30周年を終えたばかりのペルー沖縄婦人会(新垣ひろみ会長)は、毎年この時期恒例の市町村対抗ママさんバレーボール大会を開いているが、念願だったコート脇のトイレの改築工事がこのほど完成した。これまで、利用者が多い割には貧弱な設備だったコート脇のトイレを、男子用、女子用とも広くし、シャワー・更衣室も完備した立派な施設に建て直した。

 創立30周年記念事業の一環として企画していた工事費は当初予算を大きくオーバー。大会が開かれているこの時期を見計らい、広く一般にも呼び掛け、足りない予算補充のための焼き鳥・バーべキュー昼食会を県人会南側のバレーボール大会会場のコート脇で開いた。
 当日は、西原町対北中城村、名護市対八重瀬町の試合が炎天下の中繰り広げられた。詰め掛けた各市町村の応援団は、焼き鳥をほお張りながら応援した。
 前売券の売れ行きもよく券は完売となり、早い時間から熱い炭火の前で格闘する婦人会メンバーの結束力の強さを見せつけられた1日だった。(赤嶺光弘通信員)