【アルゼンチン】らぷらた報知社新年会 社友ら40人招待、歓談に花


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らぷらた報知の新年会=ブエノスアイレス市の中城会館

 日系新聞のらぷらた報知社の新年会が12日、ブエノスアイレス市内にある中城村人会の中城会館で開かれ、飯田茂領事はじめ設楽隆裕ジェトロ・ブエノスアイレス所長、商工会議所メンバーや社友など約40人が招待された。

 アルゼンチンには日系新聞が2社あったが、1社が20年前ごろなくなり、現在はこの「らぷらた報知」だけとなっている。
 これはアルゼンチンの日系社会の70%以上を占めるウチナーンチュが、戦後、日本の情報が欲しくて先輩移住者たちが発足させたものである。
 だが、これも今は読者が少なくなり、経営も厳しい状態で、あと10年持つかと心配されているようだ。
 新年会では、比嘉善雄らぷらた報知社長(北中城村出身)が「日ごろからご支援、ご協力いただき感謝しています。今後ともよろしくお願いします」とあいさつし、会食に移った。後は向かい合った人同士で歓談に花を咲かせ、正月気分をしばし取り戻した。(新垣善太郎通信員)