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西原町人会(与那嶺義勝会長)はこのほど、ブエノスアイレス市内の沖縄県人連合会館の大サロンで町人移民100周年と町費研修制度施行20周年記念祝賀会を盛大に開いた。
小波津次良さん(西原町小波津出身)が1909年にペルーからアルゼンチンに渡ってきたのが西原町人会の始まりといわれる。また、町費研修制度も母町のおかげでことしで20周年を迎えており、共に祝おうということで合同で祝賀会を開いた。
祝賀会には360人余が出席。呉屋ロベルトさんの司会の下、与那嶺会長は来亜した先輩方を紹介した上で、これまで発展を続けている町人会の歴史に触れた。
また、上間明西原町長の祝辞も紹介された。与那嶺英徳元会長の音頭で乾杯して会食に移った。
会食後は、西原町研修生の元選考委員長の中山正二さんのあいさつや、第19期研修生の宮里ビビアナエベリンさんの報告もあり、丑(うし)年生まれや敬老者、体育大会出場者に記念品を贈呈して式典は終った。式典の後は色とりどりの演芸プログラムが披露された。(新垣善太郎通信員)