【ペルー】ピクニックで結束 在ペルー中城村人会


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中城村旗をバックに記念撮影する屋宜会長(後列左から2人目)と役員ら=県人会敷地内

 在ペルー中城村人会(屋宜リチャード会長)は2月22日、会員同士の融和と結束を強める目的で夏季ピクニックを県人会敷地内の水泳プール横の広場で開いた。
 当日は日曜日とあって、県人会運動場は市町村対抗スポーツ大会のサッカー競技やバレーボール競技が開かれており、ピクニック会場横の水泳プールは、新学期が差し迫った子供たちでにぎわいを見せていた。

 同村人会の11代目会長には1月、新たに屋宜さんが就任。現在、各市町村人会とも研修員としての経験を持つ若手の会長就任が目立っており、屋宜会長の下、新役員も若手が起用された。
 屋宜さんは中城村の研修員受け入れ事業の研修員として1997年に渡沖し、3カ月間の研修を終了した。
 グラン旅行社の渉外部長として働く傍ら、ペルー沖縄県人会の文化部長としても活躍している。
 屋宜会長は「年間を通して、まず新年会や市町村対抗スポーツ大会への参加、今回のようなピクニックをしたい。また、中城村の研修生受け入れ事業への協力や父母謝恩会・敬老会をはじめ、新たに子どもたちを対象にした歌・三線、琉球舞踊教室の実施などを計画している」と語った。
(赤嶺光弘通信員)