【ブラジル】統合初代会長に与儀氏 沖縄県人会・沖縄文化センター定期総会


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統合後初の会長に就任した与儀会長(右)と新執行部=県人会本部大サロン

 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)と沖縄文化センター(与那嶺真次理事長)の合同定期総会が2月15日、県人会本部大サロンで開かれた。ブラジリア、カンポ・グランデなど遠方の支部を含め、26支部の代表、121人が参加した。
 午前中の県人会の第72回定期総会では、戦没者への黙とうの後、与儀会長があいさつし、100周年行事・事業への協力に対する感謝の言葉を述べた。続いて2008年度会務報告、一般会計報告、育英資金決算報告、100周年特別会計報告が行われ承認された。

 午後からは文化センターの08年度事業・会計報告が行われた後、宮城滋、崎間達夫の両氏を議長に選出し、09年度の両団体共通の審議事項が検討された。
 新たに加えた「女性の集い」を含め、15の年中行事計画案が執行部から提示されたが、各支部での行事も多いことから同種行事の合同開催案が出され、理事会で再検討ということになった。
 役員改選では、選挙管理委員会から提示された両団体共通の候補者連記名簿を出席者全員の拍手で承認。統合団体初の会長には県人会長の与儀氏が就任した。与儀氏は「両組織が一緒になって、よりブラジルのウチナーンチュに貢献できるよう頑張りたい」と述べ、会員への協力を呼び掛けた。
 新役員は次の通り。(敬称略)
▽会長 与儀昭雄
▽第一副会長 与那嶺真次
▽第二副会長 松堂忠顕
▽第三副会長 崎間達夫
▽第四副会長 高安宏治
▽第一書記 島袋安雄
▽第二書記 与儀哲雄
▽第一会計 大城ビセンテ
▽第二会計 西原正三
(与那嶺恵子通信員)