【アルゼンチン】世代超え交流 北中城村人会定期総会


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約300人が出席した在亜北中城村人会の定期総会=ブエノスアイレス市、在亜沖縄県人連合会館ホール

 在亜北中城村人会はこのほど、ブエノスアイレス市にある在亜沖縄県人連合会館のホールで定期総会を開いた。約300人が出席した。

 毎年この時期になると、新年会を兼ねて敬老会などをまとめて総会を開催している。会長は比嘉(与儀)明美さんだが、この日は都合が悪く、比嘉エドワルド副会長が代理を務めた。
 総会は比嘉副会長のあいさつで始まり、会務・会計報告の後、前年度の第18回村費研修生の安里ラウタロ君が「村費留学生として母村に大変お世話になった。村人といろいろと交わり、初期の目的を達成できた。三線も趣味として習った」と日本語とスペイン語で報告した。
 この後、野村芳政さんが「再来年の2011年、村人会は創立50周年を迎える。その資金集めにご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。安里武彦さんのあいさつの後、敬老者(70歳以上)に記念品が贈られた。
 舞台では、2世、3世らによる夢海渡太鼓の実演や、琉球サップ会による琉球民謡の演奏と歌があり、出席者を楽しませた。抽選会も盛り上がった。
(新垣善太郎アルゼンチン通信員)