アルゼンチンのブエノスアイレス自治政府は4月3日、ブエノスアイレスの有名な公園であるサンマルティンに琉球國祭り太鼓を招き、公演を開いた。
この公園はアルゼンチンの独立の父として有名なサンマルティン将軍を記念して造られたもの。
この日は、同盟諸国から平和のしるしとして贈られた140個のプラスチックで作った熊の模型を、いろいろな色で塗って公園内の広場に並べ、人々や旅行者に平和を呼び掛けた。文化交流促進の目的もあった。
会場には1000人以上が集まり、沖縄の勇壮でダイナミックな太鼓の演舞に見入った。ある人は、公園内での演舞が、舞台上で演舞するよりマッチしていると感心する者もいた。
今回の太鼓演舞で、ウチナーンチュ文化がアルゼンチンの中で日本文化として確立されている感をあらためて強くした。
(新垣善太郎通信員)