【ボリビア】にぎやかに交流 日系診療所ミニオリンピック


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サンタクルス・デイサービス1周年記念ミニオリンピックで玉入れを楽しむ参加者=サンタクルス日本人会ニッケイサロン

 ボリビア共和国サンタクルス市にある日系診療所(伊芸英明院長)が主催する、サンタクルス市に住む高齢者を対象にしたデイサービスは、このほど1周年を迎えた。それを記念して、4月18日に「ミニオリンピック」をサンタクルス日本人会ニッケイサロンで開いた。

 サンタクルス市のデイサービスの参加者のほか、オキナワ移住地、サンファン移住地のデイサービス参加者が招待された。参加者は約80人。スタッフも約40人が集まった。参加者は、4つのチームに分かれ、ボール回しやビー玉送り、玉入れなどの競技を楽しんだ。元気な人たちはもちろんのこと、少し不自由さを覚えている人たちも、ほかの参加者やスタッフに励まされ競技に加わっていた。
 久しぶりに会う知人も多く、競技の合間や昼食の時に会話が弾んでいた。最後は、全員にメダルが配られ「初めてもらった」とうれしそうに語っていた。和菓子や黒砂糖のお土産をもらい「来なかった人は損したねー」「少し疲れたけど楽しかった」と語りつつ、会場を後にした。
(木内一夫通信員)