【メキシコ】エナジックが現地法人 会長に大城氏


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エナジック・メキシコ社のオープニング・セレモニーであいさつする大城会長

 電解水生成器の製造・販売企業、エナジック(本社・東京)はこのほど、メキシコ北東部のヌエボ・レオン州サンペドロ・ガルサ・ガルシア市内の商業ビルに現地法人をオープンした。同社にとって、アジア(香港、台北)、北米(カナダ・リッチモンド、米・ロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、ハワイ)、EU(ドイツ・デュッセルドルフ)に次ぐ海外拠点となる。

 これを記念した大規模なオープニング・イベントを同市内のホテル・サフィで開き、地元住民ら約200人余が参加した。
 同社のメキシコ法人会社は木下和孝さんが社長に就任、創業者で名護市出身の大城博成さんが会長に就く。大城会長はあいさつで「グローバル化を推し進め、世界に還元水を広めていく計画でまい進していく」と今後の方針を語った。
 地元バンドの演奏やにぎやかなマリアッチなど余興もあり、大城会長が自ら三線を演奏する一幕もあった。大城会長によると、同社はフィリピンなどを念頭に海外展開を一層進めていく予定。
(当銘貞夫通信員)