【ぺルー】懐かしい味に舌鼓 沖縄料理フェスタにぎわう


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 ペルーの県人会館西銘順治大ホールは2日、県人会(ビクトル安里会長)主催で開かれたイチャリバ・チョーデーと銘打った沖縄料理フェステイバルに多くの県系人が押し掛け、にぎわいを見せた。

 2週間近くどんよりした厚い雲に覆われて、冷たい霧雨が降り続いていたリマ市内も、その日は朝からポカポカ陽気。県人会館前に50本近くあるカンヒザクラもきれいなピンクの花びらを枝いっぱいに付けた。毎月第1日曜日をイチャリバ・チョーデーの日とし、普段家庭で味わえない、足てびちなど、琉球料理を味わいながら会員相互の交流を深めるのが狙いで、今年で7年目を迎えた。
 各市町村人会が持ち回りで演芸などを担当している。今回は、創立90周年を終えたばかりの西原町人会が担当、芸達者が多い中で琉球舞踊やカラオケなど大いに盛り上げた。
 また、7月21~27日に県主催で開催されたジュニア・スタディー・ツアーから帰国したばかりの参加者たちが体験談などを報告した。(赤嶺光弘通信員)