【アルゼンチン】在亜県人会 トーカチ祝い盛大に


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 冬の季節も終わりごろとなり、街路樹もつぼみを付け始め春らしくなってきた9月5日、在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は第15回トーカチ祝い(88歳の米寿)をブエノスアイレスの本会館で盛大に開催した。

 開会に当たって米須会長は「先輩が築いてきた年上を敬う沖縄の風習である本日のこのトーカチ祝いは、大変喜ばしいものだと思います」とあいさつで述べ、最後に「おめでとう」と締めくくった。
 トーカチを迎えた9人の出身地市町村を代表して、大城保信名護市民会長が祝辞を述べた後、新里真一沖県連元会長の音頭で祝杯を上げ、夕食に移った。
 夕食を取りながら、島袋吉和名護市長の祝辞が司会の屋宜宣順幹事により朗読された。その後、屋宜さんがマイクを握ってトーカチを迎えた人たちの前に行って一人一人を紹介し、満場の拍手がわき起こった。
 その後、舞台で26演目にわたる余興が披露された。最後に大宜味村出身の宮城稔さんが主賓謝辞を述べた。
 トーカチを迎えた方々は次の通り。(敬称略)
▽うるま市=東吉浜元、仲里キヨ、新垣コセ
▽糸満市=賀数トミ
▽名護市=上間ヨシ
▽八重瀬町=金城栄孝
▽南城市=知念喜信
▽大宜味村=宮城稔
▽那覇市=真栄城菊子
 (新垣善太郎アルゼンチン通信員)