【ボリビア】沖縄文化祭にぎわう オキナワ日ボ協会


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文化祭で展示された日系学校児童生徒の作品

 オキナワ日ボ協会主催の第6回文化祭が、このほど文化会館を会場に開催された。舞台では、第1部で「お話の部」が開かれ、日系学校の児童生徒などが「オキナワ村の歴史」「ジュニアスタディー」などの題で作った文章を朗読した。

 第2部では「かぎやで風節」や「なりやまあやぐ」の三線の演奏や琉球舞踊「貫花」などが上演された。
 展示の部では、児童生徒の工作や美術作品、デイサービスでお年寄りが作成した作品などが展示された。
 「折り紙とちぎり絵」「囲碁」「そろばん」などの日本文化を体験するコーナーには、招待された地元高校のボリビア人生徒が参加。日本の文化に触れ、折り紙で風船と犬の顔を折って喜んでいた。また、日ボ協会診療部は「介護体験」コーナーを開設。車いすの使い方を学んだり、視野を狭めた眼鏡を掛け、足などに重りをつけて歩く高齢者模擬経験が、子どもや青年に好評だった。
 各愛好会や学校の資金集めバザーも盛り上がり、例年に比べ多くの来場者でにぎわった。
(木内一夫通信員)