【アルゼンチン】85歳生年祝い盛大に 主賓9人来客400人集う


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生年祝いの主賓たち

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)はことし初の行事である85歳の生年祝いをブエノスアイレスの会館で盛大に開いた。会館は祝福に駆け付けた400人の来客でいっぱいになった。
 今回の主賓は9人。祝いは、屋宜宣順幹事の「新年おめでとうございます」の年始あいさつで始まった。

 米須会長は「今年初めての本会の行事となった生年祝いを開催するに当たり、すがすがしい気持ち」と述べ、後輩に沖縄文化や風習などを教え、今日の沖県連が出来上がったのであり、めでたいことだと語った。
 祝辞で与那原町人会長の新里ホルヘ・ルイス氏は、「日本がこのような年上を敬う最高の文化を持っていることが、2世以下の人たちに大きな喜びを与えており感謝している」と述べた。
 新里孝徳元会長の音頭で祝杯を上げ、ウチナークヮッチーやアサードなどを食べながら余興に移った。
 余興は孫やひ孫たちを中心に、舞台いっぱいに演じて主賓たちを喜ばせた。
 最後に玉城昌一氏(元沖県連会長)が9人を代表して謝辞を述べ会を閉じた。
 85歳の生年祝い対象者は実際には40~50人はいるとみられている。今回祝ったのは次の9人(敬称略)。
 玉城昌一、親川良子(本部町)、伊計ハル(うるま市)、安里昌繁(北中城村)、比嘉清子(中城村)、呉屋静子、与那嶺ツル子(西原町)、安谷屋与一、宮城文子(与那原町)。
 (新垣善太郎アルゼンチン通信員)