【ペルー】新年祝賀会に400人 移住105周年に協力呼び掛け


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壇上に勢ぞろいした今年の「年男・年女」の皆さん=県人会館・西銘順治大ホール

 2010年の幕開けを祝い、ペルー県人会(ビクトル安里会長)と婦人会(仲田和子会長)共催の新年合同祝賀会がこのほど、県人会館・西銘順治大ホールで400人の会員と来賓が出席し盛大に開かれた。

 来賓で、カルロス斉藤日系人協会会長、赤嶺貴子日系婦人会副会長、ホルへ川添日系総合運動場協会会長、ルイス前園国立農業大学学長ほか日系人協会顧問、在ペルー市町村人会会長らも出席し、互いの健康を確認し、喜びを分かち合った。
 祝賀会であいさつに立ったビクトル安里会長は「昨年は日本人ペルー移住110周年という大きな節目の年だったが、来年は、わが県人会も県人移住105周年、県人会創立100周年という記念すべき年を迎える。フェルナンド親泊顧問を祝典委員長に委員会を立ち上げ、今年から準備に取りかかるが、皆さまのなお一層のご支援とご協力をお願い致します」と11年の記念祝典に向けて協力を呼び掛けた。
 寅(とら)年とあって会場には32人の「年男・年女」が顔を見せたが、その中の最高齢者として県人会顧問の伊礼英夫さん(85)はじめ全員に記念品が手渡された。(赤嶺光弘通信員)