琉球新報社 
在亜北中城村人会はこのほど、ブエノスアイレスの在亜沖縄県人連合会会館で総会を兼ねて敬老会を盛大に開催した。比嘉明美会長（中村家の子孫）が「皆さん、新年おめでとうございます」とあいさつ。続いて「本日は総会を兼ねて新年会、敬老会の開催となっています」と述べ、来年は北中城村人会の５０周年記念の年でもあり、会員に協力を求めた。
経過報告と会計報告の後、５０周年記念式典の役員発表があり、祭典委員長は新垣善市さんと発表された。
新垣さんの音頭で乾杯、昼食のアサード（焼肉）に移った。昨年村費研修生（喜舎場系）だった比嘉バレリアさんが「向こうでは大変な歓待を受けるとともにこちらの要求に応えてくれた。その上、沖縄文化の三線も教えてもらった」と話した。引き続き今年の研修生の比嘉ミカエルさん（仲順系）の紹介と本人のあいさつがあった。その後、敬老会に移って敬老該当者へ記念品を手渡した。
舞台に移り、母村北中城村の「夢海渡太鼓アルゼンチン支部」が太鼓の演舞を展開。次は元村費研修生らで結成されている「ハップ会」が沖縄民謡を三線を弾きながら歌った。
（新垣善太郎通信員）
