【アメリカ】春爛漫 歌い舞う ワシントンDC沖縄会、旧友との再会も


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カチャーシーを舞うDC新春会の参加者

 春爛漫(らんまん)の候、ワシントンDC沖縄会恒例の新春会がバージニア州郊外の公立学校ホールで行われた。ブレイン・アサト会長のあいさつの後、盛りだくさんの郷土料理などに舌鼓を打ち、旧友と再会を喜び合った。

 ステージの幕開けは玉城流、金城平枝琉舞道場の沖縄会メンバーによる「踊ぃくゎでぃーさー」。次に会員の子や孫による踊りが披露され、会場から「かわいい」と拍手が送られた。
 今年もジェームス・ミラー六段率いる一心流、上地流のネスター・フォルタ七段の門下生、そしてカール・カズオ・ホービー八段の弟子らによる空手演武が紹介された。
 歌、三線では、ワシントンDC三線グループと沖縄からの飛び入りゲストによる古典、民謡の数々が披露され、観客の手拍子が会を一段と盛り上げた。
 今年、新春会に花を添えたのは、オハイオ州で琉舞を教えている知花和子・ボークマー師範の優雅な「浜千鳥」と沖縄から来訪した玉城流、金城平枝会主と師範二人の舞いなどが観客を魅了した。
(鈴木多美子通信員)