【中国時報】上海直行便 松山も就航


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 交通部(国土交通省に相当)は中国政府との協議の結果、台湾の松山空港と上海の虹橋空港を結ぶ直行定期便を6月14日から就航させることを決めた。便数は双方から4便ずつで、来年3月までは、ボーイング757を使用するが、それ以降は大型のエアバスに切り替える。

 松山空港、虹橋空港とも市街地にあるため、いずれも市の中心部まで、40分の時間短縮が見込まれる。当初、中国に進出している台湾企業関係者の里帰りは、2、3カ月に1回だったが、昨年8月の定期便就航で、1カ月から1カ月半に頻度が上昇。利便性のアップで、需要はさらに高まるとみられている。
 現在就航している台湾の桃園空港と上海の浦東国際空港を結ぶ便は、1万8千元(約5万円)と比較的高価なため、値下げが望まれているが、今回の増便でも需要を満たすには遠く、価格はほぼ同額になるとみられている。